JAFCAが2018年春夏のレディスウェアカラーを発表

カラーテーマは、“UTOPIA” ユートピア

2018年春夏レディスウェアカラーは不安に覆われ、揺れる世界で、人々に求められる理想郷「UTOPIA(ユートピア)」をイメージしたテーマとなった。

不安な世界で求められる“理想郷”
自然災害、テロ、予期せぬ事件をニュースで見ることが多くなった。景気も簡単には上向かないと再確認した中、とにかく大切なのは日々の暮らしであり、何かに守られているという安心感を求める人が多いのではないだろうか。一方で、何かポジティブなパワーや突き抜けた楽しさがあったらと思ったりもする。

主なレディースウェアのカラーについて

Gender Neutral ジェンダー・ニュートラル
ベージュを中心としたスキンカラー
トランスジェンダー、ジェンダーレスという視点が様々に広がる今、そしてこれから、新しいユニセックスとして、メンズアイテムのエッセンスを取り入れるだけではなく、性別を超越するという考え方が欠かせない。そこで、性別を超えた新しい中性的ニュートラルカラーのイメージ

Selfwhere セルフウェア
ダークカラーを中心
Selfwhereとは、self(自己)とwhere(場所)/wear(身に付ける)を組み合わせて造った言葉で、自分自身の場所や、自分が身に付けること・モノを意味している。しばらく注目が続いている民族性や地域、クラフト感覚などを背景としたイメージ

Air Cap エア・キャップ
ライトカラーを中心
澄んだ空気や自然の植物、光に満ちた風景をおもわせる、軽く優しいペール~ライトカラーのグループ。Air Capは、壊れやすい物を包んで守る「プチプチ」緩衝材のこと。儚くみえて、しっかりと守ってくれるその心強さをイメージ

Limitless リミットレス
鮮やかで華やかなカラー
将来に対する不安を訴える声が多く聞かれる中、天真爛漫でありつつ上品な、ハイコントラストな色使いが、姿の見えない閉塞感を打ち破ってくれそうなイメージ